関東学院橄欖会 第87回定期総会及び懇親会が開催されました。
島田勝彦チャプレン(高14)の聖書・祈祷をはじめに、小池將夫会長(高13)、冨山 隆校長にご挨拶をいただき総会が開始されました。
総会では、橄欖会に新しく高校63回247名の新会員を迎えたこと、昨年度永眠された方々への黙祷がささげられ、各委員会の報告が行われました。
また、総会協事項として2010年度事業、決算、監査報告が承認され、2011年度事業計画案、予算案が承認されました。
その他の協議事項としては、橄欖会として東日本大震災への支援金として予算100万円が承認され、支援の方法等詳細については常任幹事会へ一任されました。
また、かんらん際へ卒業生の談話室を今年も開設することが決まり、談話室において会員から作品を出品していただき写真展を行います。
作品応募要項に関しては先日の総会案内でご案内した通りです。
旧中学校本館保存改修に関しても、橄欖会独自の計画案を発表して会員のよりどころとするために引き続き学校法人に働きかけを致します。
併せて旧中学校本館保存改修募金を進めてゆくことも協議されました。
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総会懇親会
懇親会は、先日の県中学軟式野球で優勝をして大活躍中の顧問石飛 守先生率いる、中学野球部の部員全員に迎えられ開始されました。
8月に横浜スタジアムで開催される中学野球部は全国大会に出場することになり、応援団OB 矢沢方茂(高11回)より迫力あるエールを送られ、石飛先生のご挨拶、野球部主将から謝辞と決意表明がありました。
ご来賓の学校法人関東学院 飯田理事長、森島学院長にご挨拶をいただき懇親会は始まり、旧教職員、現職員を交えて中学20回の大先輩会員から今年新会員となった高校63回の新会員など併せて、総会懇親会には112名の参加があり盛大に開催されました。
総会では、2月22日に発生したニュージーランド地震で被災し亡くなられた日向里香さん(高校51回)が目指していた、国際看護師育成の為の基金へのチャリティー募金も行われました。
日向さんは本校卒業後、東京慈恵医科大付属病院の小児科で実務についておりましたが、さらに国際看護師として世界で活躍するためにクライストチャーチにおいて語学研修をしている最中の被災でした。日向さんは本校の校訓「人になれ奉仕せよ」の教えを心に、国際看護師を目指す道半ばでの被災でした。この高い志を継ぐ仲間たちのために日向さんのご両親の「基金」設立に対してのチャリティーです。日向さんのご両親も懇親会にはご出席いただき、日向里香さんの思いや、国際看護師育成についてお話を聞かせていただきました。
旧友との思い出話に花が咲き、恒例の大福引大会で盛り上がり、校歌「青海の」を合唱してお開きとなりました。
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